日本国中の人々が、今回の地震に衝撃を受け、何とかご無事でと祈っていることと思います。もちろん、私もそうですし、海外でも大きく報道されているようで、ドイツの家族などからも連絡がありました。
私は神戸出身なので、1995年の阪神淡路大震災を経験しました。早朝だったので寝ていたのですが、地震の起こるほんの数秒前にふっと目が覚めました。初めて聞いた地鳴りです。そして、物凄く激しい揺れ、恐怖で全く動けません。揺れが収まって立ちあがろうにも、腰が抜けるってこう言うこと？と実感しました。立てないんですよね。
あの震災で、私の個人的なつながりでは、古い家に暮らしていた祖母が亡くなり、中学時代のクラブ活動で一緒だった友人が2人、亡くなりました。もうすぐ29年になりますが、あの恐怖を忘れることは決してできません。
自衛隊の方々が、寒い中、水を持ってきてくださったり、その他、本当にたくさんの援助をして頂きました。一方で当時、避難所ではレイプなどもあったそうです。ニュースで トイレへは女性やお子さんは一人で行かないように、と言っていますが、残念ながらこんな時にそういう人がいます。
被災された方々が、安心して眠れる日が少しでも早く訪れることを祈るばかりです。同時に、本当に日本では、いつどこに大地震がきても不思議はないんですよね。今日は改めて、防災リュックの中身を確認し、家族で避難所まで歩いて行ってみました。
