ドイツの冷たい夕食が素晴らし過ぎた
ずーっと昔、初めて夫のドイツの実家に着いた時、既に夕方でした。
今は亡き義父がビデオカメラを構えて玄関で待っていてくれたのも懐かしい思い出です。
夫と私は日本で出会い、私は英国に短期ホームスティをしたことはありましたが、ドイツの生活習慣は全く知りませんでした。なので、ドイツの伝統的夕食に「えっ?」と固まってしまいました。
冷たい夕食、つまり「火を使わない」もので、ライ麦パン等に、サラミやハム、レバーペースト、チーズ、パプリカ、きゅうり、トマトなどの野菜をカットしたもの。あの日は小さなハンバーグもありましたが、出来立てとかじゃなく、やっぱり冷蔵庫から出てきた感じの冷たいものでした。スモークサーモンなど魚の燻製もよく一緒に食べます。伝統的には昼食がメインで、義母はインゲンなど野菜のマリネを付け合わせによく作っていて、そういうのも夕食に一緒に食べます。昼食のスープが残っていたら、それも夕食に出てきたり。つまり、わざわざ夕方に「料理」はしないのです。お茶だけは温かく美味しいハーブティーです。
一度義母に日本の食生活を聞かれ、朝の弁当作りから始まり、昼食も夕食も大抵は何かしら料理してる、というと本当にびっくりされました。「1日に2回も料理なんて多すぎる」と。素晴らしい、感動しました。
しかも、ライ麦パンと緑黄色野菜、レバーや魚、チーズ(ハムは微妙ですが)と栄養価も高く、ここはさすが合理的だなあ。後片付けも超カンタンだし。日本人の私には、毎日この夕食はちょっとキツイので、こういう超カンタンで栄養価の高い夕食を追求していきたいと思っています。
夜たくさん時間があるの、素敵ですよね
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